LED

LED照明器具の交換・販売
ノーベル賞を受賞した日本の技術者らの功績により、1990年代に青色LEDが実用化して以来、LEDによる光の三原色がそろったことで、1996年には白色LEDが登場しました。
これにより、限定的な用途にとどまっていたLEDは一般照明用としても開発が進むこととなり、世界中の明かりを替えたのです。
さらには普及とともに低価格化やさらなる商品化が進み、LEDは次世代照明の主役となりつつあります。
当社では、LED照明器具の交換・販売を承っています。一般的には、LED照明器具に交換するだけと言われてはいますが、高所作業や基盤・器具には放熱対策も必要です。
電気のプロにご相談いただければ、この先安心して省エネルギー生活をお過ごしいただけます。

LEDの優位性

1. 省エネルギー
   信号機で例えると、従来の電球での消費電力量が70Wだったのに対し、LEDでは12Wで済むようになりました。
   一般的にはLEDの消費電力量は、白熱電球の1/4～1/5と言われており、グロースターター式やラピッドスタート式の蛍光灯と比較しても40～50％削減されています。
   このことからCO2の排出を50%以上も大きく削減し、地球温暖化防止にも大きな役割を果たします。
   なお、LED照明が省エネなのは、他の照明とは異なり発光成分のほぼ全てが可視光線(目に見える光)で、照明としての無駄が少ないことが大きく影響しています。
   電力の変換効率においても、発熱によるロスが少なく効率がよいことが特徴です。
2. 寿命が長い
   通常、白熱電球の寿命は1,000～2,000時間、蛍光灯の寿命は6,000～12,000時間程度と言われています。
   これに対してLEDの寿命は4～6万時間と、はるかに長寿命であることが特徴です。これは、1日に10時間使用しても、10年以上は交換が不要となります。
   交換する頻度が少なくて済むことは、大きな経済的メリットです。
   また、交換に手間と予算が必要な高所やトンネルなどの照明には最適です。
   なお、白熱電球は寿命になると突然切れますが、LEDは、照度が落ちながら寿命を迎え、突然切れることはありません。
   ちなみに、（社）日本照明器具工業会では、照明用白色LEDの寿命は「初期全光束の70％になるまでの総点灯時間」と規定されています。
3. 発熱しない
   LEDは、発光はしても発熱しないという特性があります。
   つまり、照射面が熱くならないので、熱の問題で設置できなかった場所にも設置可能となりました。
   また、光には赤外線がほとんど含まれていないので、照射部分が熱くなりません。
   ※ただし、LEDを埋め込んでいる基盤部分は多少発熱しますので、基盤や器具には放熱対策が必要となる場合があります。電気工事専門の当社へご相談ください。
4. 美術展示品などに優位
   LED照明の光には、日焼けなどの原因となる紫外線がほとんど含まれていません。
   そのため、絵画や美術品、工芸品などに当てても色落ちや変化、劣化しにくいのが特徴です。長期間保存しながら展示する場所などには最適です。
5. 害虫を寄せ付けない
   昆虫が光に引き寄せられる理由は、光に紫外線が含まれているためです。
   そのため、紫外線をほとんど含まないLEDの照明を使用することにより、虫が集まることがなく、また虫の死骸で一帯が汚れることも防げます。
   屋外照明として使用するには最適といえます。
6. 応対速度が速い
   LEDは応対速度が速いため、通電することで瞬時に点灯します。蛍光灯のように、インバータなどの周辺機器の力を借りなくて済むからです。
   このことは、工場や倉庫、体育館やサッカー場、野球場、テニスコートなどで多く使われている水銀灯をLEDに交換することで、
   点灯までに時間を要した環境が快適に変わります。小まめな消灯が可能となりますので、省エネにもつながります。
7. 調光・発色も自在に
   現在では、調光と発色（昼白色～電球色）も変えられるLED照明も商品化されています。
   ひとつのLED照明で、昼間のような明かりから落ち着いた趣の電球色まで発色を変えられる商品もあります。場所や用途で選べるようになったおかげで益々LEDの需要は高まりました。
8. 明るく輝き良く見える
   LEDの製造技術の進歩により、照明用としての高輝度化が進んだため、LED照明は大変明るく視認性が高まり、良く見えるようになりました。
   この特徴から、電柱の外灯や信号機に向いています。
9. 衝撃性が高い
   白熱電球、蛍光灯ともにガラスで出来ているため割れやすく、衝撃にも強くありません。
   これに比べてLEDは衝撃に強いのが特徴です。外周部はシリコン樹脂などでコーティングされているため、地震などで落下しても割れにくいという安全性があります。
10. 寒さに強い
    LEDは熱には決して強くありませんが、寒さには強いという特性があります。
    蛍光灯の場合氷点下で点灯しなくなることがありますが、LED照明は氷点下20度でも発光効率が低下せず、寒冷地の外灯としても安心して設置できます。

1. オフィス・病院・学校に
   ビル・建物など規模が大きい施設ほど、電気代の負担や交換の手間が増大します。
   新築時はもちろんですが、既存の照明をLEDに交換する対応が早ければ早いほど、お得になるでしょう。
   LED照明への切り替えをご検討の際は、お気軽にご連絡ください。無料でお見積りいたします。
2. 工場やガソリンスタンドに
   高所に設置された照明が多い工場やガソリンスタンドでは、照明を交換する際のコストは大きな負担です。
   しかし、長寿命のLEDにすれば「次回の交換はおよそ10年以降」。コストを考慮すると、このメリットは計り知れません。
   また、指向性の高いLED照明なら、作業現場や給油場所を明るく照らすことができます。
3. コンビニエンスストアや商店に
   コンビニエンスストアでは、営業時間の長さや法的要請（エネルギーの使用の合理化に関する法律）もあり、イメージアップも兼ねて導入例が増えています。
   一般商店店舗や商店街アーケードの照明に使用することで、省エネや防犯対策にもつながります。
4. 外灯、防犯灯に
   電柱外灯・住宅街の防犯灯、駐車場の照明、高速道路の照明、トンネル照明などに、その省エネ性能・長寿命といった特性から全国各地で導入されています。
   また、虫を引き寄せにくいことから、虫の死骸による器具や周辺の汚れがなく、特にショッピング施設では大変に喜ばれます。
5. 非常避難灯に
   非常時の避難誘導灯は24時間点灯しているため、電気代の負担は意外に大きいものです。
   また、灯りが消えてはその意味がなくなるため、球切れのないLEDは最適といえます。発熱もしないため、誘導案内板が焦げて変色することもありません。
6. 美術館・博物館に
   施設の館内照明用としてはもちろんですが、注目すべきは展示物の照明です。
   白熱電球や蛍光灯には、ともに紫外線が含まれているため、展示物の褪色・劣化などの原因となる危険があります。
   LED照明ならば、紫外線がほとんど含まれていないため、大切な展示物をより安全に長期間展示・保存することができます。
7. あらゆる場面に
   その他、自動車のデイライトやスモールライト、漁船の漁火として、植物工場における生育用照明など、その特性を活かしたユニークな使い方が益々広がっています。