電気自動車（EV）充電設備工事

ガソリンの代わりに電池に蓄えた電気で走る「電気自動車（EV)」。電気自動車には、私たちの暮らしそのものを変える大きな可能性が秘められています。

ご家庭でかんたん充電！
ガソリンスタンドに行かなくても、自宅でエネルギー補給できるからとってもお手軽です。夜間、寝ている間に充電が完了します。
充電操作は、スマホを充電するようにとっても簡単です。専用ケーブルで車とコンセントをつなぐだけの手軽さです。

充電時間の目安
（普通充電　200V/15A）約７～８時間
※急速充電器（出力50KW）を利用した場合は、約３０分で80％の充電が可能です！）

お店や施設にも
電気自動車は今後も普及が見込まれています。これは、都会の傾向にとどまらず、車が必需品である地方でこそ、ガソリン車から電気自動車への普及が進む可能性が見込まれています。
充電施設の広がりは、公共施設やサービスエリア、家庭だけにとどまらず、コンビニや店舗などにおいてもEV充電設備の設置が進められています。
ユーザーにとっては、コーヒータイムや食事時間を利用して充電ができるので大変便利ですし、お店にとっては他店との差別化を図る意味や新たな付加サービスとなって有意義です。

お手続きのながれ（施工のご依頼・ご契約から施工完了まで）

現地調査
お客様ご了解の後、現地調査を行います。電源確保のために電線の寸法・ルート、使用材料の規格・寸法などの確認作業です。
施工契約
施工の金額・仕様や御見積書を確認して頂いた上で、契約を結んでいただきます。契約完了後、工事日、時間と事前準備等の確認をして終了です。
施工立会い
電気自動車充電設備設置後、その日からご使用できます。お客様に完了確認を行なっていただきます。万が一、具合の悪い箇所があればご指摘下さい。

電気自動車には充電できる保管場所が必要です。充電用の専用線（コンセント）がない場合は電気工事が必要となります。下記の項目を中心に確認させていただきます。

電気自動車のご利用に必要な充電設備は、簡単な工事で設置することができます。

1. 電源
   アース付きのコンセントが必要です。（AC200VまたはAC100V）
   単相100Vでも充電は可能ですが、充電時間の短いAC200Vコンセントの設置をお勧めします。コンセントは必ずアース付きを使用し、保管場所が屋外にある場合は防雨型コンセントを設置ください。
   
   
2. 回路
   充電用回路は専用回路とし、漏電ブレーカーを設置してください。
   
3. EV充電用電源スイッチ（盗電防止用）
   充電しない時は、屋内に取り付けたスイッチを「切」にすることで盗電を防止することがきます。 また、充電には最大15Aの電流が流れても、ブレーカーが落ちない使用環境が必要です。分電盤から（余裕を見て）20Aの専用線を引くことを推奨しております。
   
4. 専用コンセントと専用ケーブル
   単相200Vでの充電には専用コンセントが必要です。
   そして、 電気自動車を充電する際には専用のケーブルを使って下さい。